安生 洋二



芸能プロダクション社長にしてフリー選手として各団体のマットに登場し、持ち前キャラと 器用さを巧く使いこなし存在をアピールしているある意味新しいタイプの社長権フリーのレスラー。さらに、自身が社長を勤めるアネットの所属タレント、 エスパー伊藤よりも数段面白く、おまけに帰国子女。さらには昔、リン魂で行われた 抱かれたいレスラーランクにて、女であるミスター女子プロ神取に負けた経緯も持っている。



安生は高校時代に柔道にうちこみ高校卒業と同時にUWF入門。85年7月8日にははれて星名治戦でデビューする。 しかしUWF崩壊から新生UWFさらには高田延彦率いるUWFインターにと高田、桜庭、高山、垣原等行動を共にしていく。

そして、安生にとって分岐点となるったであろう1995年10・9に行われた新日本プロレスとの全面対抗戦。安生は 長州との対戦になった。試合前から「200%勝ちます」とビッグマウスを連発していた 事から試合当日は会場からは大ブーイング。 しかし安生はしてやったりの顔で堂々とリングインし長州と対戦。長州の相手のスタイルにまったく付き合わない ファイトの前に結果は完敗。しかし、この完敗をきっかけに安生は持ち前のセンスを一気に開花させた。コスチュームを 黒に変え「200%」の文字を入れ200%男 の異名まで取る。さらに全面抵抗戦では、三銃士の一角である蝶野を「グランドクロス200」で葬り、高田を足四の字固めで破った チャンピオン武藤対し自らも変形足4の字で蝶野を破り「天才は天才を知る。UWFは垣原に任せて 僕はプロレス界を引っ張っていきます」と、武藤と同じ足4の字固めを引っさげ戦線布告。コレを気に一気に注目の的になる。 また、福岡では、実は同期だった地元出身の佐々木健介相手に メインエベントで対戦。安生ペースで徹底的に健介を攻め立てていたがノーザンライトボムの前に負けを喫する。 だが負けても「最後の技何?嫁さんの技?カッー、今日は夫婦の愛に負けました」 のコメントで余裕たっぷりの安生節を披露していた。

その後の安生も勢いはとまらず、高山・山本等とゴールデンカップスなるトリオを結成。さらに スーパーストロングマシーンのマスクに200%の文字を入れた200%マシーン、 150%マシーンなども登場したりと、安生というレスラーをアピールし浸透させていった。



その後、Uインター崩壊、そしてキングダム崩壊にて安生は新たな岐路にたつ。 今まで行動をともにしてきた高田と決別し、新たな戦いに身を投じアルティメット、K-1に 登場。さらにはあのグレイシー道場に道場破り敢行。ヒクソンに返り討ちにされるがトンでもない事を やらかすところが実に安生らしいと言えばらしい。他にも数々の喧嘩武勇伝を披露している前田を襲撃する等、 面白いだけではなく恐ろしい側面も持ち合わせている。しかし、自身の芸能プロダクションアネットの活動など からだろうかリング上から安生の姿が序々に消えていった。



そして、その安生が全日マットに登場したのは2001年6月末。 しかも小泉総理が、貴ノ花関の試合にて「痛みに耐えてよく頑張った感動した」の台詞をパクった台詞で 登場。さらに「一人では寂しいのでタッグパートナーを募集します」と全日マット内で 電撃タッグ結成までぶち上げての登場。同年7月に見事参戦。意中の人は天龍とはれてタッグ結成。 しかも即席タッグながら世界タッグ初挑戦にて見事王者を奪取。また、全日マット内での安生節は健在。 川田との対戦を前に、「川田を笑わせたら僕の勝ち」のコメントや、真撃のグローブを使用して試合を やったりと次々に話題を振りまいて行く。もちろん実力は、リングから遠ざかりブランクはあるものの川田が認める程。
天龍とのタッグは、武藤・ケア組にベルトを奪取された事により解散。世界タッグには、スミスと組んでの参戦となった。 スミスと言えば、こちらもケアとのタッグ解消後、ハインズと組タッグとして成長を続けていたが 急な安生とのタッグ。何も共通点の無い2人のタッグだったが、そこは流石安生、 「捨てられた人間は恐ろしい事を見せますよ」と、お互いタッグを解消した同士と言う共通点のタッグ としてスミスと組む。スミスは三沢が欲しがるほどの実力者。そしてもこの安生も実力者。 この2人のタッグ、密かに魅力的なタッグに思える。

しかし、残念な事に結果は振るわなかった。だが、最強タッグリーグ後は、再び天龍とのタッグを結成。 本家”BATT”の武藤等が全日本プロレスに入団した今、”GOOD”の安生は、どのように話題と 激闘を提供してくれるか楽しみです。




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